いまさら レンタルボックスの話

こんにちわ。

 ハンドメイドアクセサリー・ネット販売１年生の　ガーネット　です。

いまさら　な感じですが、頑張ってます。

 今日はかつて（っても１年前のこと）お世話になったレンタルボックスのお店について、おもひで話をします。

なぜ、レンタルボックスでハンドメイドアクセサリー屋をやることになったかは、夫のススメ（？）。

日々の不妊の不安から解放される為ですね。

もともと手仕事大好きな私はモラハラ夫の挑発（？）に乗って、まずはレンタルボックスの店とやらを、ノコノコ偵察に行きました。

どんな素晴らしいものがレンタルボックスとやらに入っているのかと・・・。

・・・(-_-)

ちょっと違いましたね・・・　何が？？

まず、皆さん、値段が安い！

といいますか、値段に見合ってるものが多数・・・

チープ。実際安いからいいのかな・・・高いと売れないんだろうな・・・

中には、素晴らしく作り込まれたものもあります。

またその中にも、これって材料費のみの値段くらいじゃね？　とか

原価率５０％くらいだろうけど、こんなに手間掛けて５００円そこそこの利益？　とか

ある意味、すごい掘り出しものも眠っています。

でも・・・場所代だけ売り上げるにもどんだけ売らなきゃなの？

もう、　・・・(-_-)

いいんです！　いいんです！

皆さん、きっと趣味の世界ですから！

私だって最初は半分そんな気分でしたし。

大体、レンタルボックス店の名前自体、『お店ごっこ』って・・・　

（私が契約した時は違いましたが、前はそうだったようです）

素人丸出しです。　

お遊びでやってます。って言ってるようなものです　(￣д￣)

食いモノにされてるのは作家たち

 契約は　ひと月の４，０００円　のレンタル料。

 自分のお店が出せて楽しいでしょ？　ってなコンセプトですよ。絶対。

そこのレンタルボックス店の一番のお客は、私たちボックス契約者だ！って気づくまで、そうかかりませんでした。

だってですよ、売れたら売れたで、手数料２０％も取られるんですから！

もちろん、毎月の４，０００円とは別に！

んじゃ、いくら売り上げたらいいのか計算すると、

原価率４０％で単純計算しても　ひと月１万円です。

１万円売れて、やっとトントンです。（在庫とかの考え一切無視でね）

それでも、甘甘な私は

『やってやるぜっ』って思ってましたね・・・

２度目にお店を偵察に行った時に契約。

晴れて、ハンドメイダーデビューですよ。＼(^o^)／

久々です。何か作ってお金を稼ごうって感覚。

ブランクがかなりあるのは不安ですが、やるからには恥ずかしくないものを作らねば！　と気を引き締めました。

夫はビックリしてましたね。

まさか、ほんとにやるとは思わなかったって。

まあ、そうでしょう。私は、半・鬱、半・引きこもりでしたから。

当の本人もビックリです。

『やめとけよ～。売れるわけねーだろー。』

『騙されるんじゃないの～。』

　誰にですか？？

 ともあれ、私の目標は、

不妊の不安から逃れること。（これはかなり効果あったかな）

私を何かと小バカにする夫をギャフンと言わせること。（これはまだまだですな）

そして・・・、いざ出店！

ハッキリ言って、儲かりませんでしたっ！！

まず、お客さんが来ない。（見事にいない）

数少ないお客さんですら、客層が全然合ってない。

（コレはリサーチせずに飛びついた私のミスです）

お店の照明がボックスの中まで十分照らしてくれない。

（私が出すような天然石系アクセサリーにとって光がないのは致命的。魅力半減です）

お客様は気になるものがあっても、いちいち店員さんに言ってガラス扉の鍵（万引き防止用です）を開けてもらわなくては手に取れない。

開けてもらったあとも、見てる間ずっと店員さんが後ろで見張っている。

だけど、店員さんは作品についてなんの知識もないので、売り込むわけでもない。そんな異様な光景・・・

気の小さい人は、『ガラス扉を開けて下さい』と頼むのもためらっちゃいますよ。

・・・売れる要素、ほぼゼロ。

結果、平均して、元がとれる　値である　毎月１万円売り上げる　に少し届かなかったくらいでした。（在庫のこととか計算にいれなくて、ですよ）

いわば、タダ働きってことです。( ﾟДﾟ)

（しつこいですが、在庫のこととか計算にいれなくて、ですよ）

なんか、だんだん　モノ作りの楽しさ　を忘れそうです。

本当に満足してもらえるか不安　とかね。

『人さまからお金を頂いて、満足してもらえる何かを作る』

って実はすごいプレッシャーじゃありません？

でも、あたり前ですよ。それが仕事ってもんだから。

自信と覚悟がないとできませんよ。

楽しいことだけじゃないし。

しんどーい。いま作りたくない。って時でも注文が入ったら作るんですよ。

趣味ならいいんですよ。作りたい気分の時にルンルンで作れるし。

失敗しても、ヘンなのできちゃっても、笑って終わりです。

それも楽しかったりするしね。

その後・・・

３カ月ほど頑張ってみて、

『こりゃいかん。なんとかせねば。』と。

きっとお客さんが少ないからだヮ。

もっと若い人がたくさん来そうなレンタルボックス店探さなきゃ。

ってアホですわ。仕方ないですが。

ネットで家から行けそうな店を検索。

そのついでに、レンタルボックスのアレコレも検索。

そして知ります。レンタルボックスとやらの限界を！

そこでやっと詳しく知ったのです。

ハンドメイド販売サイトなるものを。

いまさらです！！

始めるのには勇気がいりました。なんせモバイル原始人ですから。

夫は本気で反対しました。

実は今でも反対してます。ギャフンは遠いなぁ～

それが、去年の７月のことです。

今後が不安です。

レンタルボックスは自分で値札を付けたり、ディスプレイするのですが、

お店の一角にそれ用の作業スペースがありまして、いつもお客さんより、作業中の出品者の方が多い状態だったな。

それって、もしかして、今の　ミンネ　とかもそんな状態？

お客様より作家の方が多い　みたいな・・・

大丈夫かしら・・・　ハンドメイドブーム。

いまさら、みんなが知っている

レンタルボックスって儲かるの？ばなしでした。

“いまさら”な本気の奮闘は、まだまだ始まったばかり・・・　(・ω・)ノ