ハンドメイドネット販売あれこれブログ

ハンドメイドアクセサリー・ネット販売1年生の “いまさら” 奮闘記

ハンドメイド作品 本当に大事なのは売れてからだと思う

こんにちは。

 

ハンドメイドアクセサリー・ネット販売1年生の ガーネット です。

いまさら な感じですが、頑張ってます。


モラハラ夫に挑発され、去年の7月からハンドメイドネット販売サイトでアクセサリー屋を始めました。


まだまだ、未熟な1年生です。

 

 

今日は、ハンドメイドにおいての私のこだわりについてお話しします。

こだわりと言うか、ポリシーと言うか、最低限守るべきものとでもいいましょうか。

 

 

安全 と 強度

当たり前のことのようですが、私はいつも、この2つが最低限できているか作品をデザインする時に考えます。

 

どんな商売でもそうですが、売ったら『はい、それで終わり』ではないと思うんですよ。

むしろ、売った後の方が肝心で、お客様の手に渡り実際に使っていただく中で本当に満足してもらわなくてはダメだと思います。

それは、ハンドメイド作品でも、既製品でも同じだと思います。

 

デザインがいい! 素材がいい! 珍しい!

いろいろなセールスポイントがあって、それを気に入られて買われていく作品でも、すぐ壊れたり、危険だったら台無しですよね。

 

あっ、もしかして危険ってピンとこないですか?

私はアクセサリーを作っているので、アクセサリーに関してですが、危険についてお話ししますね。

 

 

ワイヤーアートって危険なの?

 私の専門は天然石とワイヤーアートなんですが、

ワイヤーアートっていうのは簡単に言うと、さまざまな太さや硬さのワイヤーを駆使して、石を装飾したり、ワイヤー自体でモチーフを作ったり、リングの腕にしたり、成形して基礎金具を作ったりと、まあそんな感じです。

その中でも基礎の基礎である簡単な技術は、ハンドメイドアクセサリーには少なからず用いられているめがね留めという手法だと思います。

 

よく見るのは、石とチェーンなどを細めのワイヤーで繋ぐ場合のあれです。

そこで気を遣うのは、ワイヤーの端処理。

きちんとしないと、刺さります! 危険です!

このくらいはワイヤーを扱う作家さんなら、みんな気を付けていると思いたいところですが。

 

問題はもっと太いワイヤー。

モチーフやリングを作る時のことです。

 

私もモチーフやリングを作ります。

平面的なものでも、立体的なものでも、第一に考えるのは強度と端の処理。

いくら繊細に作れても細いワイヤーだと壊れやすいです。強度の点から言ってアウトです。

そのあたりの匙加減が難しいし、極意のように感じます。

 

同じくらい気を遣うのは安全性。

私は、端をニッパーで切りっぱなしなんてまずしません。

巻きつけるとか、折り込む、丸めるなどの処理をします。

ピアス金具はさすがに切りっぱなしですが、切り口が滑らかで丸くなるようにヤスリをかけます。結構めんどいです。

 

以前、どなたかのページで出品しているリングについて、

『当ショップのワイヤーは、端を切りっぱなしにはしません

というのを見かけました。

その方のリングはワイヤーの切り口が露出しないよう、かわいくアレンジしてありました。

素晴らしいな! と思いました。

 

それ、刺さるよ?

ちょっと具体的な話になるので、心配ですが・・・

 

モチーフやリングはデザインによっては野暮ったくなりそうで、切りっぱなしの方がスッキリ素敵に見えるものがあります。

分かるんですよ、私も素敵さにつられて考えましたから、そのデザイン。

 

最近出品された、ある作品がとっても気になるんですよ。

ステキですよ。

なので、よく売れているようです。

でもね、それ、肌に刺さるよ?

 

もうね、怖くて見ていられません。

例えば、それを着けて満員電車に乗ったとします。なんかの拍子に誰かにぶつかったとして、モチーフが横になってたら、首に刺さるよ?それ。

例えば、子供が突然飛びついてきたら、子供に刺さるよ?それ。

例えば、そのリングだと、いろんなものに引っかかって、しまいには大事なバックとかに刺さるよ?そして傷付くよ?

例えば、そのブレスレットだと、服の袖に引っかかって、下手したら破れるよ?

 

すみません。熱くなってしまいました。(*ノωノ)

 

だってね、ほんとに怖いんですよ。

端を斜めにカットしているようにさえ見えるそのモチーフが。

 

ハードワイヤーだろうと、ワイヤーはワイヤーです。

キャスト(鋳造)や、彫金みたいに細い線でも滑らかに丈夫になんて、所詮できないのです。

ワイヤーにはワイヤーに合った加工の仕方も限界もあると思います。

 

私だけですかね? そんなことを思うのは。

 (これは、たまたまアクセサリージャンルの細かすぎる一例ですが、他のジャンルの方もご自身の業界で同じような事ってありませんか?)

 

本当に怖いのは・・・

私が本当に怖いのは、そのモチーフ自体ではないんですよ。

 

もし、本当にそのアクセサリーで怪我をされた方が出てしまったとします。

その方がどういう行動に出るかは分かりませんが・・・

作家さんに連絡するかもしれません。それならまだいいです。

もし、買ってから時間が経っているからと、作家さんには連絡せずに、どこぞでつぶやくかもしれません。

大勢の人に向けて、

『ハンドメイド買ったら、怪我をした!』って。

 

流行っているものにアンチは付き物だと思うんです。

今、話題のハンドメイド、気に入らないと思っている人もいるかもしれません。

そんな悪い評判が広がったら・・・と思うと、私は本当に怖いのです。

誰が作ったとか関係なく、ハンドメイド全体の地位が下がるのです。

 

そんな事態にならないよう心から心配してます。

 

だから、本当にお願いしたいのです。

そのアクセサリーご自分でしばらく試してみてください!

 

因みに私は、リング、ブレスレットを作るときは、引っかかりを特に気にします。

ピアスやネックレスと違って、は動かすからです。

素敵リングをして、ずっと素敵ポーズをとってる訳にはいかないものです。

手は動かしますから引っかかるんですよ。いろんなものに。

 

 

長くなりましたが、『危険』ってこんな感じです。

ピンときていただけたでしょうか?

『強度』についてはまたこんど書きます。

 

 

ふぅ~、今日は疲れました。

誰かに怒られそうで怖いですが、どうぞ、お手柔らかに・・・(/ω\)

 

“いまさら” な奮闘は、まだまだつづきます・・・ (・ω・)ノ

 

怒られて、今日で終わりかー!?