ハンドメイドネット販売あれこれブログ

ハンドメイドアクセサリー・ネット販売1年生の “いまさら” 奮闘記

ハンドメイドネット販売サイト 売り手と買い手、どっちが偉いの?

 

こんばんは。

ハンドメイドネット販売サイトでアクセサリーを売っています。

 

今日は、ハンドメイド販売における、売り手と買い手の関係について書きます。

 

普通のお店と同じじゃないの?

ハンドメイド販売って不思議ですよね。

ものを売ってるからにはその辺の実店舗やネットショップと変わらないんじゃないかと私は思っていますが、やっぱり少し違うようですね。

なぜかって、サイトで販売してるとたまに、すっごくバカ丁寧なお客さん(こちらが恐縮してしまう程の)に遭遇します。そうかと思えば逆に、全く礼儀を知らない出品者もいます。

作家とか職人だからでしょうか?

素人同士の取引だからでしょうか?

私としては、お客様から見た場合、素人とプロの違いがどこにあるかもよく分かりません。(腕前は違いますかね。)

お金をいただく以上ある程度の責任や礼儀があって当然だと思いますし、横柄な態度の作家でも、お客様はハンドメイド屋(素人)だから仕方がないと思ってくれるのでしょうか?

 

 

作家とファンの関係がいまいちイメージできない

私のように最近ハンドメイド販売の世界に飛び込んで来た者は、

ハンドメイド第二(第三?)世代と呼ばれるそうです。新参者でございます。

特に私は、ほぼネット販売のみでやって来ましたので、その特徴は顕著に表れてると思います。

ハンドメイド歴の長い方々は現在のようにハンクラサイトなんてない環境で、主にイベントや委託などで活動されて来たと思います。そうするとお客様と直に接する機会も経験も豊富ですよね。

 

中には人気作家さんもたくさんいて、そのファンの方もいるんですよね。

私のようなイベントにも参加したことのないニュータイプは、この人気作家とファンというのがいまいちイメージしづらいです。

人気売れっ子作家の熱烈ファンって言うのも、例えばどこかの実店舗のブランドが好きでそのお店でよく買うというのとは違うものなんでしょうか?

聞いた話だと、お気に入りの作家の作品をパクった人がいると、パクられた作家のファンがパクった人に文句言ったりするんですって? そこまでいくとちょっと怖いです・・・。

 

最近はネット販売でも『素敵ブログを書いてファンを作れ』というのをよく見ますが、ファンってどこからファンって呼ぶんだろう・・・?と考えてしまいます。

私の販売サイト内のショップにも、何度もリピートしてくださるお客様がいらっしゃいますが、この方をファンと認識させてもらってもいいものでしょうか?

 

それと、作品が買われるのを『嫁に行く』

買うことを『お迎えする』

といった言い方をするそうですが、これは第一世代の慣習なんでしょうね。

私も、何度かその言い方をするお客様に遭遇したことがあります。

初めは知らなかったので『その作品をお迎えしたいと思います』と言われ、変わった表現をなさる方だな。と思いました。

とっても丁寧な方で、なんだかこちらが恐縮してしまいました。

 

こんな風に作家を上?に見て下さるお客様に囲まれても、人気売れっ子作家と呼ばれる方々は人柄も良く、天狗になるようなことはないと思いたいのですが・・・。

 

 

どっちが偉いの?

適度に丁寧なお客様というのはこちらとしても気持ちがいいですし、人間ですから多少無理を言われてもなんとか対応してあげたいと思います。でも、あんまりにもバカ丁寧だと、お客様がそんなにへりくだらなくてもいいんですよ・・・と思うことはあります。

逆に、お客様とは言えあまりにも上から目線だと腹が立つ場合もあります。オーダーまがいの質問をしてきて、こちらも時間を割いて丁寧に答えたのに反応なしとかね。結果的に希望と違ったなら買わなくても別に構わないんですよ。でも、こっちは一生懸命答えてんだから、分かりましたとか、ありがとうくらい言って欲しい。

 

もちろん売り手だって礼儀をもってお客さんと接するべきです。

私が実際サイト内である作品を買った時のことですが、その作家さんはお忙しいのか注文後一度も連絡をよこさず、二週間も待った挙句、ついには発送通知もないまま品物が届くありさま。

『ありがとうございました』の一言もなし。届いた荷物もメッセージカード的なものもなく品物のみ。(私以外にも)買い手の方々の方がレビューでお礼を言っているのに無反応。

そりゃ、大事なのは作品だとは思いますが、さすがにこれは最低な対応です。

別にショップカードやら何やら付けろとは全然思いませんが、売り手からの言葉がサイト内での売買のやり取りを含め、一切ないというのはいかがなもんでしょう。さっきも言いましたが、こちらも人間ですからそんな対応をされると、作品のちょっとしたアラさえ何倍にも悪く見えましたよ。

こういう作家を野放しにしていたら、ハンドメイド作家のイメージが悪くなりませんかね。もしハンドメイドを初めて買う方がこの作家に当たったら、すごく不安だと思います。悪くすれば気分を害して、ハンドメイドをもう買ってくれないかもしれませんよ。

 

売れてるショップさんを観察しても、お忙しそうでもお客様のレビューにはしっかりお返事なさっていますし、当然ですが言葉使いもとても丁寧です。

 

どんな世界にも共通して言えますが、

実るほど頭を垂れる稲穂かな

私もこれを肝に銘じたいです。 その前に、垂れるほど実ってみたい・・・(/ω\)

 

普通のお店とはちょっと違うのかもしれないハンドメイド販売とは言え、やっぱり、売り手も買い手もお互い節度と礼儀を持って取引して欲しいものです。

 

基本的には、やっぱりお客様の方が偉いよなぁ~と思っているわたくしではございますが・・・。

 

 

 “いまさら” な奮闘は、まだまだつづきます・・・ (・ω・)ノ