ハンドメイドネット販売あれこれブログ

ハンドメイドアクセサリー・ネット販売1年生の “いまさら” 奮闘記

ターゲットとショップの統一感

 

この前から、あるハンドメイド販売のやり方に関して少し批判的な記事(いつもそんなんばっかだろ)ばかり書いてる気がします。

 

いえね・・・、これから販売を始めてみたい方、どんどんやってみてください!

なんたって、出品するのはタダです! ありがたいことに環境は整ってますよ。 とりあえず出品してみる。でも全然いいと思いますよ。

 

私が言いたかったのは、作品を作る上で『なんでもいいから作って売っちゃえ!』『◯◯ができちゃったよ!これであなたも作家デビュー!』というあまりに軽い風潮にモヤっとしただけで、あれもテレビ的にだったかもしれませんが、サイトに出品している作家たちが皆あの程度だと思われることが忍びなかったのもあります。

皆もっと苦労して、試行錯誤して、腕を磨いて、なにより手作り大好きな人達だと思います。違うかな?

たとえ、実はあんまり好きじゃないけどなんとなくやってる。って人がいたとしても、それってやっぱり好きなんじゃない?

だって、たぶん他の事した方が効率よくお金稼げますよ。なのにこんな手の掛かる根気のいることやれてるんだから、嫌いじゃできないよ。

そりゃハンドメイド販売をしている人間が皆が皆そうじゃないとは思うけど、私はやっぱりもの作りを愛している人達が好きです!

 

 

・・・ということで、

今日もコツコツ、ハンドメイド作品制作に励んでいる皆さん、こんばんは。

ハンドメイドネット販売サイトでアクセサリーを売っています。ガーネットです。

 

 

皆さん、今もコツコツと作っておられるその作品、 どんな人に買って欲しいとかって考えてます?

今日は、作品を構想・制作する上でターゲットって意識してますか? ってお話です。

 

ターゲットって、例えば・・・

 25~40代女性 主婦 かわいいモノ好き

 20~30代男性 社会人独身 独り暮らし アウトドア系

 

こんな感じかしら。

このイメージに合った人に向けて作ったり、もしくは出来上がった作品を買ってくれるのはどんな人かイメージしたりですね。

 

実は私、作品をデザインする際にこれらを殆ど意識していません。

意識していないというより、自分が身に着けたいと思うものを作っているので、強いて言えばターゲットは自分?

カテゴリーにもよると思いますが、ファッション系ジャンルには私と同じような作品構想をする人が多いかもしれませんね。

 

作品のイメージもシンプルなものからデコラティブなものまで色々作ります。

かわいい感じものものもあれば、モードな感じのものもあります。

それは、もし私がカワイイもの好きだったとしても、持っているものはカワイイものばかりとは限らないというのと同じで、いろいろバリエーションがあるからです。

こう聞くと、ショップの統一感ゼロじゃん! と思いますよね。

 

でも、不思議と一人の人間が考えたものはそれだけで統一感ってあるものです。

逆に、全く共通点なく別人が作ったようにする方が難しいと思います。

 

確かに、売れてるショップさんで素材から雰囲気まで統一感が素晴らしく、洗練された素敵な構成の作家さんがいらっしゃいます。

でもね、ああなるには世界観がはっきりしていて尚且つそれが人を引き付ける魅力に溢れた作品で、さらに魅せ方のセンスもいります。最初から簡単に出来るものではない気がします。

 

だからターゲットとか統一感とか、あまり捕らわれなくてもいいと思っています。そこばかり考えすぎて発想が狭くなるより、自分がいいと思うものを色々作ってみる方がいいように思います。

出来上がった作品を上手に販売するためには、どんな人が買ってくれるか想像して価格設定や販売経路を模索するのは重要だと思います。

 

販路によってまた違ってくると思いますが、私の販路であるネット販売サイトで思う事は、ショップページの並び順を工夫すればいろんなデザインのものがあってもそんなにゴチャゴチャには見えないと思います。

 

イベントや実店舗への委託の場合は、そのショップを覗けば作品を一望できます。そのブースで統一感のある雰囲気を醸し出すのはきっと重要でしょう。

お店全体の雰囲気に誘われ、その中から気に入ったものを見つけて買う。という流れが多いでしょうか。第一印象はお店全体。

 

販売サイトだと少し違う気がします。

新規のお客様はいきなりショップページへ来るというより、ある一つの作品を気に入りショップページにも来るとう流れがほとんどだと思います。その作品さえ気に入ってくれていれば他の作品が好みでなくても買ってくれます。ショップページに来た時にはすでに欲しいものが決まっていることが多い。第一印象は一つの作品。

 

 

で、良し悪しの判断はお任せしますが、いろんなテイストのものがあるといろんな好みの方がショップを見に来ます。

 

私のショップで今までに買ってくれたお客様の年齢は、

13歳~81歳です。(なぜか自己申告してくれた人だけでね)

おおー、我ながらもの凄く幅広い。 ほんと良いか悪いかよく分からんね。

ちなみに、どちらも注文してきたのはご本人ではなかった。13歳のお嬢さんにねだられたというお母さまと、81歳のお母さまにプレゼントしたいという娘さんからの注文でした。

これは例外的な方々だと思うけど、私のショップは(意識してないけど)ターゲット層が広い方だと思います。違うな~。意識してないから広いんだろうな。

ド定番のものが多いからかな? 幅広い年齢層の人でも使えるってことになるけど、悪く言えば個性がないということになるな。・・・と自己分析でした。

 

 

販売サイトで自分のショップが統一感がないから売れないと思っている方、

そこが本当の問題点かしら?