ハンドメイドネット販売あれこれブログ

ハンドメイドアクセサリー・ネット販売1年生の “いまさら” 奮闘記

送料無料

 

GWも終わりましたね。皆さん、いろいろ大変でしたか?

私は家族3人どこ~にも行かずダラ~としてました。

 

再開したショップはほそぼそとやってます。

ネット販売は連休中の売れ行きが悪いというのが一般的に言われますが、私の場合は長いこと休んでたからなのか、GWだからなのかよく分かりませんが、まあ、良くはないですね。以前の半分くらいの売れ行きでした。

 そんな、ネットのハンドメイド屋にとって売り上げが落ちる魔の(?)GW。

販売者個人個人もさることながら、サイト側もいろいろと販促をするわけですよ。

その中の一つが『期間限定送料無料』。

4月中頃にGWに向けて送料無料作品を募集する旨のメールが作家たちに送られました。期間中は特別ページでドーンと紹介するんですとさ。

でね、参加するとそのサイトトップページの企画コーナーに載せてもらえるかもってことなんですが、逆に言えば参加しなければ絶対載らないし、検索にも引っかからないわけですよ。

サイト側はこうした『企画』を毎月やっていて、その都度作品を募集しています。例えば『春のお出掛けグッツ』とか『セット作品』とかですね。

この場合、その企画に合った作品さえ出品していればエントリーできます。

 

でもね『送料無料』はちょっと違いますよ。

どんな作品でも参加はできます。が、送料を負担するのは作家なのです!

期間限定ということは、その時だけ作品の値段に送料を上乗せするわけにもいかないし、売れた分だけ丸被りですよ。けっこうバカになりません。

この『特別企画』ですが、私が休んでいた間も何度かやっていたようですね。前にやった時は作家からもお客様からも好評だったんですって。

ホンマですかい? お客様は嬉しいでしょうけど、作家は本当に嬉しいのかな?

サイト側は嬉しいでしょうよ!なんの痛手もなく効果的な販促ができて。

 

まあでもね、サイト側からの「こんな販促がありますよ」的な指南はいいんですよ。

それに、痛手を負ってでも頑張ろうとする作家たちを贔屓に応援してあげようという考えも分かるんですよ。

ただね、こちらに痛手を負う販促を提案するならば、サイト側も痛手を負って販促して欲しいなと思うわけですよ。GWはドーンとポイントを進呈するとか。

 

私はと言えば、ブツクサ文句を言いながらも結局この『期間限定送料無料』に参加しましたよ。「送料無料で売れるかも」というより、企画の検索に引っかかって多くの人の目に触れたくて。

効果があったかは正直よく分かりません。販売を始めてGW2回目ですしね。でも『期間限定』『無料』って購買意欲を刺激する魔法の言葉なんでしょうね。

そして期間が終わりましたが、売れたぶん全ての送料負担となると結構かかりますね。アイタタタ・・・

 

ちょっと怒り気味な物言いになりましたが、もっと不満なのは特集ページにセレクトされる作品がいつも同じこと!

「これいつも載ってるよね。」って作品が多すぎる!

ひがみが半分以上?ですが、それにしても多い! お客さん飽きないのかしら?

(これについてはひがみ根性丸出しで改めて書こうかな。)

 

ここでさらに思うのは『特別企画』とかじゃなくて、『普段から送料無料にしたら売り上げが上がるのか?』問題。

普段から送料無料にするなら、もともと送料分を上乗せして値段設定することになります。

作品の種類によって送料に幅はありますが、例えば洋服なんかは結構送料が高かったりしますね。食器類なんかも破損のことを考えてしっかりした業者を選ぶのでやっぱり高い。雑貨類も大きいものは高い。家具なんてバカ高かったりします。

 購買者心理ってどうでしょう?

もともと1万円の作品があったとします。これを送料込みの1万1000円で売るか、1万円+送料1000円で売るかでお客様の受け取る感覚の違いですが、

1万1000円で出品しても、デザインなんかがとっても気に入った人は少々高くても買いたくなりますね。購入時に「あら、送料無料?嬉しいわ。」みたいな。

一方、1万円の作品を買って、購入画面で送料1000円って見ると「送料高っ!」ってなります。でも作品を気に入っていれば「送料高いから買うのやめよう。」とはならないかもしれませんね。

あと、9800円なのか、10800円なのかで値ごろ感は大きく変わります。

送料無料にしたいが為に送料分を作品の値段に上乗せすると、お客様にとってはそれが作品自体の値段という認識になるので、高めの価格設定がプレッシャーになるかもしれません。お客様に「値段が高いと思いました。」って言われたらどうしようとかね。

 

送料無料にすると売れるって聞きますけど本当なんですかね?一概には言えないような・・・。

楽天やアマゾンなんかで同じ商品が店によって送料無料かどうかで売れ行きが変わるのは分かりますけど、私たちが売っているのは作家オリジナルのその店にしか売ってないものですよね。気に入ってもらえれば売れますよ。

『送料無料』は作品にとって多少の魅力にはなりますが、やっぱり一番大事なのは作品力。素敵な作品ならば送料が掛かろうが無料だろうが売れます。・・・と思います。

とは言え、販売にもいろんなケースがありますので効果的な販促手段として、自分に合った売り方を研究してみてはいかが?

  最後に・・・

送料無料にしてその分作品の値段を高くした場合、サイトに支払う手数料も増えます。作家が損をしないように考えた場合、結局たくさんお金を出すのはお客様なのです。

結果サイト側が一番オイシイんだな。

 

今日は販売サイトにイチャモンつけてばかりでしたが、いつも言うようにイヤなら自分で店を持て!ですね。

分かってるんですけどね、手数料結構取られてるからたまに物申したくなるんですよね~。

 

 

全く関係ございませんが・・・ 

うちのチビ助は飲み込んだ空気はオナラで出すタイプ。

ミルク後のゲップが下手な息子。溜めた空気で盛大なのをプ~っと一発決めては、ニヤ~っと不敵な笑みを浮かべる我が子が愛おしくてたまらない。

そんな幸せを噛みしめる今日このごろ。

失礼しました~。